政府 マイナンバー「国民所有の全口座と紐付け」を義務化検討?賛否両論・・・
マイナンバー制度、多くの人がその実態がわからないまま、なんとなくマイナンバーというものに何か意味があるものだという認識ぐらいで済まされているのでは無いでしょうか。
マイナンバーカードの所持率も今年度に入って急上昇しているのは、給付金などの申請にと急ぎ作成する人が増えたことにあります。
そんな給付金騒ぎの中、政府は「マイナンバーと全口座の紐付けを義務化」という法改正を目指すとしました。
マイナンバーと全口座の紐付け、とは一体何故なのでしょう。
国民の全資産を把握することで、必要に応じて給付に活用する、徴税の強化…
行政手続きの簡素化で効率化を図りたい、などの方針で計画されているようですが、
果たして、その意向は国民のためなのか、政治のためなのか…
世論は賛否両論、いや、否定的な意見の方が多いように見られます。
何でこんな報道になるのか、わかりません。法案審議に参加していますが、「全口座」でも「義務化」でもありません。
— いさ進一 (@isashinichi) June 1, 2020
あくまで「個人の申し出」に基づき、「手続を行う者の同意」を得て使用されます。
様々な制度を世帯単位から個人単位に転換する大事な取り組みです。https://t.co/b2CEGkbtz3
所有する全口座の紐付け…なぜ”全口座”なのか、給付のためなら一つでも十分では無いか、という声も。
国に監視されるようで気味が悪いという意見もありました。
国が国民の資産状況を把握して、徴税逃れを監視する…ということでしょうか?
特に、口座を見られて問題ないという意見もありますので、何が問題かという点は人それぞれの観点によるかと思います。
では、ここで何故マイナンバーと口座の紐付けが問題視されたのか?
この度の給付金の処理手続きの遅れにマイナンバーの制度が機能していなかった事に触れられています。
マイナンバーが普及していないせいで給付の手続きが滞っている?
疑問を感じます。
そもそも、マイナンバー制度ができてから5年もの月日が経っていまだに普及していないのは何故か?
そして、申請に関して必要であれば最初からそう言えば良かったもので、遅れが生じたのはマイナンバーのせいだと言われても。
「義務化を急ぐ」とは…そこにまた多額の財源を流していくわけで、本当に今それが優先されるべき事態であったのか。と、政府の対応にも疑問を感じてしまうニュースでした。
全口座にマイナンバー登録「容認できず」共産 #小池晃 書記局長 | NHKニュース
— 日本共産党⚙🌾 (@jcp_cc) June 1, 2020
「個人の資産はもっとも機微に触れる情報で、ひも付けすること自体、個人情報保護の観点から問題がある。給付のためのひも付けならすべての口座ではなく、1つでいいはずだ」 https://t.co/8E8Wh55peo