東京アラートとは?新型コロナウィルス 緩和目安超えたら・・・
緊急事態宣言の解除に伴って、新たな感染者や感染経路不明の感染者が出ている東京都。
小池都知事が発表した「東京アラートの発令」とは?
東京都が独自に設ける緩和目安を超えた場合に発令し、都民に警戒を呼びかけるもの。
緩和目安を超えるとされる発令の基準は、
1、1日の新規感染者数が20人未満
2、新規感染者に占める感染経路不明の割合が50%未満
3、週単位の感染者増加比が1未満
の3つです。
ここからまた悪化が続くようなら、外出自粛や休業などが再び要請されるかもしれません。
本日、東京アラートを発動。都内の感染状況を的確に伝え、警戒を呼び掛けるものです。今日の数値は画像の通り。
— 小池百合子 (@ecoyuri) June 2, 2020
昨日よりステップ2に移行していますが、感染拡大防止と経済社会活動の両立を図るため、今一度ウイルスへの警戒を強めてください。
感染防止策の徹底、「新しい日常」の定着をお願いします pic.twitter.com/9KLd3a37cN
発令されると、レインボーブリッジがと東京都庁が赤く点灯され、都民に知らされるとの事。
6月2日、基準を上回ったとし、初めて発令されましたが、このアラートの発令によって具体的に制限が敷かれるものではなく、あくまでも警戒を呼びかけるもの。
今までの自粛生活で行ってきた、「3密を避ける」「手洗いうがいの徹底」「テレワークや時間差出勤を呼びかける」にとどまります。
あくまでも、感染者が増えているので警戒して下さいと言う呼びかけであり、発令自体で直ちに生活や経済に変化があるわけではないようです。
しかし、都は現在、段階的緩和がステップ2でありこれが撤回されることは無いので
実質的に強制力のない「アラート」という警戒呼びかけがどう作用するのか…。
ただし、アラート発令期間中は、ステップ3(ネットカフェやカラオケ店の営業開始)へは移行できないので、この現状で食い止めることができるか否かは、一人一人の心がけや運…となるのでしょうか。
一人一人の行動が、多くの人のために、経済のために、そして自分自身のためになります。
より一層危機感を持ちつつ、これ以上感染者が増えるのを抑えて行きたいですね。