ヤフーが副業を提供、技術革新図り社外人材求める
”副業”
会社員の限界を超える新たな常識。
そんな常識を日本でも大々的に提供する動きを見せたのが「ヤフー」
社外の正社員で副業したい人を募集し、技術革新を図る狙いのようです。
コロナ禍でリモートワークが推奨され、定着した事も日本では大躍進と思われましたが、時代の流れはすでにもっと先を行っています。
副業が認められない会社はまだまだ多く、会社員であることでの収入の限界は低賃金であればあるほど思い知らされてしまいます。
副業をもっと当たり前に、誰もが公にできる社会であれば、需要と供給、所得の差や、個人の可能性まで大きく変化をもたらすことができると思います。
「ヤフー」では、「ギグパートナー」という、オンラインで参加できる社外の人材を募集しています。
戦略アドバイザー…最大10名
事業プランアドバイザー…最大100名
応募資格は、社外の人材で、正社員・フリーランス 問わず誰でもOK
契約形態は原則として業務委託となり、エントリーした後、書類選考、面談を経て契約に至ります。
募集したいのは「より創造的な便利」を一緒に生み出したい人
ヤフーにとって、独創的なアイディアを生み出し、さらなる便利を一緒に企画立案できる人材を求めています。
業務は基本オンラインで行うようで、副業したい人にはピッタリな環境です。
しかも、5時間/月 を目安に5万円の報酬ということで、個々の事情も考慮できる価格設定となっています。
(あまりに負担になるような時間数にならず、経済的に副業の範囲に収まる報酬設定と思われる)
この案件でどんな人材が選ばれるのか…とても注目が集まります。
しかし、今回取り上げたのは、ヤフーが”副業したい人”を公に募集し、新しい働き方の可能性の先導を切ってくれた事に注目しました。
大手が公に募集を行うことで他社も真似したくなる仕組みであり、かつ副業が認められる社会への希望を感じます。
「ヤフー」のこの動きが、良いのか悪いのか、何が目的か、などもとても興味のあるものです。有能な人材を発掘したい狙いがあるのかもしれません。
”副業”の可能性と、新しい働き方を認めていく社会がこの先に作られていくことが願われます。
今後のヤフーの動向にも注目していきたいですね。