国税調査粧った詐欺や不審な調査に注意!2020年はネットでの回答も出来ます
2020年 国税調査が始まりました。
日本に住むすべての人が対象で回答は義務化されています。
国税調査とは?
国税調査は、大正9年から開始された国の最も重要な統計調査で、5年毎に行われています。
国・地方公共団体の政治・行政において利用される他、民間企業や研究機関で利用されます。
調査項目は、氏名・性別・生年月日から、居住状況や就業状態など細かく回答を求められる調査で、例年は紙への記入で調査員への手渡し(または郵送)が基本でした。
今年度の調査では、インターネットを利用した回答法も推奨されていて、新型コロナ対策、デジタル化への一歩も見られます。
インターネットでの回答は9/14〜10/7までで、調査書類が届いたらアクセスします。
「ログイン」に関しては厳重なセキュリティで守られるそうです。
アクセスからログインまでは簡単に行えるようなので、紙での回答に時間を裂くよりもスマートに行えるのかと思います。
この国税調査は、日本に住んでいる人(世帯)すべてが対象で、回答することが義務付けられています。
もし、回答を拒否したり、虚偽の申告をすると罰則もあるとのことなので、慎重に回答しなくてはいけません。
住民基本台帳などでは把握できない「現状」の把握のため、災害時や地域振興計画や街づくりのためのデータとして利用されるとのことです。
国税調査を装った詐欺などに注意!
この国税調査に便乗し、また悪徳な詐欺や不審な調査が行われることが危惧されています。
調査員を名乗り、個人情報や口座についてなどをその場で聞き出そうとする、記入票を受け取りに来た調査員が不審、金銭を要求されたり、クレジットカードやマイナンバーを聞き出そうとする、などは正式な調査ではあり得ないことなので注意が必要です。
少しでも疑問に感じたら、一切答えずに消費者ホットラインや市区町村に問い合わせをしましょう。
また不審な電話やメール、ウェブサイトにも注意して下さい。
離れて暮らす家族、親戚がいる場合は注意喚起をし合いましょう。
調査員は、必ず「調査員証」「腕章」「国税調査用手提げ袋」を携帯しています。