1人10万円の特別定額給付金・・・配布はわずか30%と発表
1人10万円給付します!と大騒ぎになった特別定額給付金・・・
国民全員が等しく受け取れる給付金に、誰もが一早い受け取りを願い手続きが開始されるのを首を長くして待っていました。
マイナンバーカードを利用してのオンライン申請を行う人も多い中、自宅に申請書類が届くのをまだかまだか…と待つ人も多いはず。
その「まだか…」を数字で表すデータが9日、総務省から発表されました。
この数字を、「よくここまで配った」と評価するか「まだこれだけ!?」と呆れるのか…
発表された給付された人数は、給付対象者の30%にあたる約3850万人。
人数の公表は初となりましたが、この時点での発表の意図は一体何があったのでしょうか。
まだこれだけしか配布されていないのか、と感想を持った方のほうが多いのではないかと思います。
手続きには手間がかかり、人が動き、大変な作業であることは想像できます。
しかし、今この瞬間の生活に必要としている人がいるからこその給付金。
緊急事態宣言解除がされてからもなお、まだ給付を受けていない世帯が多いこの実態は、いかなるものでしょうか。
申請書類すら届いていない。給付されない。
これは都市部に多い傾向とされています。
オンラインでの申請にも滞りが生じている現状で、果たしていつ全国民に給付されるのでしょうか。
政府が明言していた、「マイナンバーカードへの全口座紐付けの義務化」は見送られたものの、「マイナンバーカードへの1人1口座の紐付け義務化」が新しく検討されているニュースが入っています。
【個人番号に1口座 義務化方針】https://t.co/Nlz0AnoFqR
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 9, 2020
マイナンバーと個人の口座のひもづけについて、総務相は、国や自治体からお金を受け取るための口座の登録を「1人1口座(のひもづけを)できれば義務化させてほしい」と語った。全口座と関連付ける案は見送り。
この政策にも賛否両論あるようですが、専門家の中では給付を急ぐためにも紐付けは必要だとされていて、お金を受け取るための口座の紐付けによって給付が早く便利になるというのなら、是非登録しておきたいとは思うものの、情報漏洩の危険性が払拭されない政府管理の制度に疑問を持ちつつ、状況を見守る他ない現状。
個人的には、問題ないように見える口座の紐付けも、映画やアニメのようなハッカーによる情報漏洩という妄想を持ってしまうところです…
何よりもまず、1人10万円の給付を早く行って欲しいですね。